2025年秋アニメとして放送が始まった『ワンパンマン』第3期。
待望の怪人協会編がついに本格始動し、ファンの間でも話題沸騰中です。
この記事では、第25話「作戦の会議」から第27話「生物の限界」までのあらすじを振り返りながら、印象的なシーンやキャラクターの動きを中心に感想をまとめていきます。
特に注目したいのは、ガロウの内面変化とサイタマのマイペースな行動、そして再登場したクセ者たちの動き。
まだ見ていない方はネタバレ注意、すでに見た方は復習や考察にぜひどうぞ。
- ワンパンマン第3期・第25〜27話の詳しいあらすじと感想
- サイタマとガロウのすれ違いと今後の再会の可能性
- フブキ・ゾンビマン・クセーノ博士など主要キャラの動き
- ジーナス博士によって語られた“リミッター”という概念
- 怪人協会の幹部たちが本格的に動き出す背景
- 今後の展開予想と視聴者が注目すべきポイント
第25話「作戦の会議」あらすじ＆感想
第3期の幕開けとなる第25話は、怪人協会による襲撃とヒーロー狩り・ガロウの脅威が交錯するなか、ヒーロー協会が新たな戦略に乗り出す様子が描かれました。
一方でフブキやサイタマ、そしてナリンキらも個別に動き出し、それぞれの立場で事態の収束に向けて動き始めます。
物語の導入として、組織やキャラの関係性が丁寧に描かれ、今後の展開を期待させる仕上がりでした。
あらすじ
怪人協会の急襲とガロウの強襲という二重の危機を退けたヒーロー協会は、誘拐されたナリンキの息子救出に向けて動き出します。
会議の場にはS級ヒーローたちが集結し、対策を協議するものの、利害や価値観の違いから意見は一致しません。
救出を焦るナリンキは、自身の財力を使って私設の傭兵部隊を結成。
一方、フブキはサイタマの力を借りるべく訪問しますが、彼は「買い物ついでに倒してくる」と、まるで別件のように出かけてしまいます。
そして舞台は怪人協会アジトへ。そこでは意識を取り戻したガロウが静かに目覚めようとしていました。
感想・見どころ
第25話は本格的な怪人協会編への導入として、登場人物たちの立場や思惑の違いが見どころでした。
特にサイタマのマイペースさは、他の緊迫したキャラたちとのコントラストがユニークで、物語の空気を一気に変えてくれます。
フブキの行動からもわかるように、サイタマの力はヒーロー界の中でも“特異点”として扱われ始めており、今後の関わりが非常に気になるところです。
また、ガロウが目覚めたことで、物語はついに本格的に動き出します。
ヒーローと怪人の全面対決を前にした「嵐の前の静けさ」のような緊張感が、シリーズファンの期待を煽る演出になっていました。
第26話「怪人の条件」あらすじ＆感想
第26話では、目覚めたガロウが再び表舞台に現れ、怪人とは何かを問い直すような行動を見せ始めます。
一方、サイタマは相変わらず日常をマイペースに過ごしており、まさかの「財布忘れ」が原因でガロウを追いかける展開に。
シリアスなテーマの中にコメディが絶妙に混じり合った、ワンパンマンらしさ全開のエピソードとなっています。
あらすじ
怪人協会幹部からのスカウトを受けたガロウは、「ヒーローの首を獲る」という条件付きで外の世界へ。
街の様子はすっかり変わり、人々は怪人に怯え、ヒーローに頼ることすら諦めかけています。
その様子を見て、ガロウは怒りと戸惑いを感じつつもファミレスで食事をしようとする。
ところが、そこに居合わせたのは食後のサイタマ。
財布を忘れて困っていたサイタマは、まさかのガロウに「割り勘」を持ちかけようとしますが、ガロウは逃走。
偶然にも再会したタレオの前で、ガロウは少しずつ人間としての感情を取り戻していきます。
しかしその背後には、キリサキングと蟲神という二体の怪人がガロウを監視していたのでした。
感想・印象的なシーン
この回の最大の見どころは、やはりサイタマとガロウのニアミス劇。
視聴者としては「ここで戦闘か!?」と期待する場面ながら、実際は財布を忘れたサイタマがガロウを追うというコミカルな構図に仕上がっています。
シリアスとギャグの緩急が秀逸で、ワンパンマンらしさを強く感じる演出でした。
また、タレオとの再会はガロウのキャラクターをより深く掘り下げる重要なシーン。
彼が「完全な怪人」になりきれない理由が、人間としての思いやりや怒りの矛盾から来ていることが伝わってきます。
この回を経て、ガロウがどう進化していくのか、ますます目が離せません。
第27話「生物の限界」あらすじ＆感想
第27話では、ついにゾンビマンの過去と創造者が明かされ、リミッターというテーマが物語の核心に浮上します。
同時に、ガロウの戦闘が激化し、クセーノ博士がサイタマのもとを訪れるなど、複数の展開が同時進行で描かれる非常に情報量の多い回となりました。
ヒーローと怪人、そして「進化」とは何か──物語は哲学的な問いへと踏み込んでいきます。
あらすじ
ゾンビマンは、自身の生みの親である天才科学者・ジーナス博士の家を訪れます。
ジーナス博士は、かつての己の理論を語りながら、“リミッター”という存在が生物の成長や強さに関与していることを示唆。
その言葉は、ゾンビマンの中にある「なぜサイタマは強いのか？」という問いにもつながっていきます。
一方、ジェノスの救難信号を受けたクセーノ博士は、高級肉をお土産にサイタマの家を訪問。
日常の中にあるこの小さな出来事が、後の重大な展開への布石となる気配を漂わせています。
その頃、ガロウはキリサキングと蟲神という怪人に対して攻勢に出ますが、突如現れたヘドロクラゲにタレオを人質にされてしまうという緊迫した場面へ。
そして、怪人協会の本拠では、災害レベル“竜”の幹部たちがついに動き出します。
感想・考察ポイント
この回で最も興味深いのは、「リミッター」の概念が提示されたことです。
ジーナス博士が語る「進化の限界」は、まさにサイタマの異常な強さの伏線になっており、視聴者の想像をかき立てます。
また、ゾンビマンがこの話を聞く構成も非常に巧妙で、“常に死なない”彼の特異性との対比が深く描かれていました。
ガロウの戦闘シーンは、ヒーローを超えた存在へと変貌していく過程の中で、重要な一歩として描かれています。
人間としての感情と怪人としての行動のギャップが、彼の葛藤をより一層引き立てていました。
クセーノ博士とサイタマの再会も、今後のストーリーの技術面での大きな伏線となりそうです。
科学者たちの存在が裏で少しずつ繋がりはじめており、「力とは何か」というテーマを立体的に捉える回でした。
見どころはここ！序盤3話で注目したいポイント5つ
① サイタマとガロウのすれ違い
サイタマとガロウは、互いに宿命的な存在でありながら、なぜか会話が成立せず、戦闘にも至らない“すれ違い”の構図が続いています。
第26話のファミレスでの偶然の再会は、ユーモアと緊張感が絶妙に混ざった演出でした。
こうした“ニアミス”がいつ本格的な対決へとつながるのか、注目ポイントのひとつです。
② フブキとサイタマの関係性
第25話ではフブキがサイタマを訪ね、作戦会議を提案する場面が描かれます。
フブキがサイタマに明確に信頼を寄せていることがわかる一方で、サイタマは変わらずマイペース。
今後、フブキがどのようにサイタマと関わっていくのか、心理面の描写にも期待が集まります。
③ ガロウの内面の変化
タレオとの再会、一般市民の反応、そして怪人との戦闘――。
これらを通じてガロウの“人間性”が揺れ動いている様子が丁寧に描かれていました。
単なる悪役ではなく、葛藤する存在としてのガロウに深みが加わったことで、視聴者の共感も高まっています。
④ ジーナス博士の再登場
ジーナス博士は、かつてサイタマと戦い、そして敗れた科学者。
彼が再び登場し、「リミッター」という概念を提示したことで、サイタマの強さの裏側に新たな仮説が浮かび上がりました。
ゾンビマンとの対話は、物語全体に深みを与える重要なシーンとして評価されています。
⑤ 怪人協会の不穏な動き
第27話でついに災害レベル“竜”の怪人たちが集結し、怪人協会側の動きが本格化しました。
ヘドロクラゲや蟲神といった個性豊かな怪人たちも登場し、今後の戦闘に向けて緊張感が高まります。
ヒーロー側との全面衝突がいつ起きてもおかしくない状態に突入しています。
今後の展開予想｜サイタマとガロウは再び激突する？
ガロウの進化は怪人化か、それとも…
第26話と27話で描かれたガロウの行動からは、完全な怪人になることへの迷いが強く見受けられます。
タレオへの思いや、市民の反応に怒りを感じる様子は、まだ彼の中に“人間らしさ”が残っている証拠です。
しかし、強さを追い求める姿勢は変わらず、今後さらに「怪人化のプロセス」が加速する可能性は高いでしょう。
災害レベル竜の怪人たちと連携していくのか、それとも単独で最強の存在を目指すのか、注目が集まります。
そして、ガロウとサイタマの接点がこれから先でどう交わるのかが、物語の鍵を握っています。
サイタマの立ち位置と第三勢力の可能性
サイタマはここまでのエピソードでも、ヒーロー協会の方針や怪人との対立に無関心な姿勢を貫いています。
それが彼の魅力でもありますが、今後の大規模な戦闘においては、“第三勢力”として独自の立ち位置を取る可能性もありそうです。
クセーノ博士やフブキといった個人単位での繋がりを持つ一方で、組織には属さず、結果的に戦況を左右する存在として登場する展開も考えられます。
もしガロウとの対決が再び訪れるとすれば、それは「ヒーロー vs 怪人」という単純な構図ではなく、“思想と進化”を巡る対話になる可能性すらあるでしょう。
原作ファンにとっても、この2人の再戦は大きな見どころになることは間違いありません。
🌸らけるまのひとこと感想
アニメ・漫画が大好きな考察女子🎀
きゃ〜〜〜！！！！！💥 ガロウの進化が止まらないっ！！🔥
しかもサイタマとのニアミス連発で、「このあと絶対戦うでしょ…！」って全神経がざわざわしたのよね🫣💓
ジーナス博士とかクセーノ博士とか、サイドの天才たちも動き出してるし、これはもう考察の沼です💻🌀
タレオとの再会も泣けた〜〜〜〜😢ガロウの人間味が切なすぎて、怪人なんかにならないでほしいって叫びそうだった…！
ガロウとタレオの幼少期が重なった瞬間、もう私の涙腺崩壊…😭
ガロウは怪人になったらあかんです！！！こんなに優しい子やのに…ほんま胸がギュッてなる💔
え、てか怪人協会の竜ランクやばすぎじゃない！？！？ 次回の展開に全細胞が待機モードなんだけど！？💣🧠
第3期、マジで神作画＆神展開すぎて毎週息できない…ッ！！🫀💨
まとめ
ワンパンマン第3期の第25話〜27話では、怪人協会との全面対決に向けての布石が随所に散りばめられた構成となっていました。
サイタマの変わらぬマイペースぶりと、ガロウの葛藤と成長が物語を牽引しており、今後の激突に期待が高まります。
また、ゾンビマンやジーナス博士、クセーノ博士といったサイドキャラクターの動きにも注目が集まり、単なる戦いだけではない深みが感じられる展開でした。
ガロウの怪人化が進む中で、再びサイタマとの激突が起こるのか？
そして、怪人協会の「本気」が見えるのは、いつになるのか──。
この先のエピソードでは、さらに多くのヒーローと怪人たちが登場することが予想され、シリーズの本領発揮が待ち受けています。
これまでの3話で得られた伏線や感情の動きを整理しながら、次回以降の放送も楽しみにしたいところです。
今後も感想・考察を更新していきますので、ぜひチェックしてください！
- 第25〜27話は、怪人協会編の序章としての重要なパート
- ガロウは“怪人”への道を進みながらも葛藤している
- サイタマは相変わらず無関心ながら、周囲を大きく動かしている
- ジーナス博士の「リミッター」理論が今後の鍵になる可能性大
- 怪人協会の幹部たちが本格的に登場し、戦いの幕が上がり始めている
- 今後の見どころは「サイタマとガロウの本格激突」がいつ来るのかに注目
