『ワンパンマン』第32話「忍の巻」では、S級ヒーローたちが怪人協会の本拠地へ突入し、激闘が展開されます。
中でも注目は、閃光のフラッシュと因縁のある元同門・ウインドとフレイムとの死闘。怪人化した2人に対し、フラッシュは自らの全てを賭けて挑みます。
さらに童帝は、人質救出のために単独で地下施設を進撃。フェニックス男や強力な機神との対決も描かれ、知略と勇気の戦いが光ります。
- 閃光のフラッシュとウインド＆フレイムの因縁と戦闘の全貌
- 童帝が見せた知略と発明によるS級ヒーローとしての実力
- 第32話「忍の巻」の重要な伏線と今後の展開予想
📺 基本情報
- 作品タイトル：ワンパンマン
- 放送日：2025年11月30日（日）23：45～（第32話）
- 放送局・配信：テレ東系列ほかにて、U-NEXT、DMMTV、ｄアニメストアなど
- キャスト：童帝（高山みなみ）/閃光のフラッシュ（鳥海浩輔）/フェニックス男（前田弘喜）/機神G5（水中雅章）/疾風のウインド（村田太志）/業火フレイム（たくみ靖明）/ヘドロクラゲ（伊達忠智）/ワガンマ（清水彩香）
- スタッフ：脚本：鈴木智尋 / 絵コンテ：永居慎平 / 演出：永居慎平、田中哲郎、石田美由紀 / 総作画監督：長谷川眞也、小野和美 / 作画監督：小松香苗、青木健一郎、南翔太、WUXI HUAXIAN ANIMATION PRODUCTION、sun qiang、fan dong dong、liu qi qi、zhang qian ru、HYUN GRAK、TripleA / エフェクト作画監督：小澤和則
📖 第32話「忍の巻」あらすじ
「怪人協会のアジトを目指し、地下へと突入するS級ヒーローたち。ギョロギョロはヒーローの所在を把握し幹部の怪人を配置していた。閃光のフラッシュを待ち受けていたのは疾風のウインドと業火のフレイム。同じ「里」の出身ながら怪人化し、災害レベル：竜を誇る二人は、忍のプライドを捨てた二人がかりの殺人技で、閃光のフラッシュに襲い掛かる！その頃、童帝は怪人王オロチに破壊されたメタルナイトの残骸を発見する。」
※本記事のあらすじは『ワンパンマン』公式サイトより引用しています。
出典：『ワンパンマン』公式サイト
閃光のフラッシュが見せた圧巻の決着！怪人化ウインド＆フレイムを一刀両断
怪人協会のアジトに突入した閃光のフラッシュを待ち受けていたのは、かつての仲間ウインドとフレイム。
忍者の誇りを捨て、怪人となった2人との再会は、かつてない激戦の幕開けを告げます。
果たしてフラッシュは、己の信念と技のみでこの強敵たちを乗り越えられるのか──注目の戦いが展開します。
黄金の37期の脅威──忍の誇りを捨てた2人の過去
閃光のフラッシュが対峙したのは、かつて同じ忍の里で修行を積んだ仲間──疾風のウインドと業火のフレイム。
彼らは怪人化という禁忌に手を染め、「忍の誇り」すら捨てた存在へと堕ちていました。
フラッシュを狙うために、怪人協会と手を組むという選択をした2人には、明確な目的がありました。
それは「支配する側に立つ」という欲望。
彼らは“奪われる側”からの脱却を求め、あらゆる方法で力を追い求めていたのです。
しかし、その代償として彼らは人間性を捨て、忍としての誇りをも失いました。
そんな2人が、閃光のフラッシュを襲撃する場面は、人としての信念と欲望のぶつかり合いとも言える構図でした。
閃光のフラッシュの戦術と「型」を極めた強さ
怪人化によって身体能力を飛躍的に高めたウインドとフレイムは、超高速での連携攻撃を仕掛けてきました。
フラッシュはその全てを見切り、先手を打ち続けます。
その理由は、彼が二人の技の「型」を完全に理解していたからに他なりません。
黄金の37期と呼ばれた彼らの技術は、基本に忠実であるがゆえに型が崩れにくく、予測が可能。
その弱点を突いたのが、閃光のフラッシュです。
熟練の洞察力と経験に裏打ちされた剣技により、相手の動きを先読みし、隙を的確に突く戦い方を徹底しました。
さらには、「怪人化による力の暴走」に相手自身がついてこれていないという事実も見抜いていました。
フラッシュは、狭い通路から広い空間へと誘導された時点で、相手が“本気”の速さを制御できていないことを察知。
その上で、最適なタイミングで必殺技「閃光斬」を繰り出し、二人を一瞬で切り刻むという圧巻の決着を見せました。
童帝が挑む知略戦！フェニックス男との対決で光る頭脳
一人で地下に潜入した童帝は、人質救出を目指しながらも怪人協会の幹部クラスとの対決を余儀なくされます。
現れたのは中間管理職を自称するフェニックス男。
力だけではなく、情報と頭脳を武器にする童帝の知略が冴えわたる、静かなる心理戦の行方にご注目ください。
童帝が仕掛けた“見えない壁”とは？フェニックス男の最期
人質の救出を目指して怪人協会の地下に単独で潜入した童帝。
その前に現れたのは、中間管理職の怪人・フェニックス男でした。
外見こそマスコット風の鳥の着ぐるみですが、その実力はS級を相手にするに値する戦闘力を持っていました。
しかし、童帝は冷静でした。
相手の長い口上の最中に、高耐久のフィルム状ワイヤーを貼り巡らせ、見えない“壁”を形成。
これは童帝が「イライラシールド」とも呼ぶ自作の道具であり、透明ながらも強靭な瞬間防御を可能にする特殊アイテムです。
この巧妙な罠により、フェニックス男の攻撃を逆に封じ、一撃で戦闘不能に追い込みました。
フェニックス男は「いずれオロチの王座を奪う」とまで豪語していましたが、童帝の周到な準備と知略の前には、完全に無力でした。
童帝はこの一戦を通じて、「正面からの力勝負」ではなく、「情報と先読みこそが勝利への鍵である」と証明したのです。
「優秀な者は怪人協会にいない」童帝の冷静な分析と成長
フェニックス男との戦闘を終えた後、童帝はふと呟きます。
「本当に優秀な者なら怪人協会にいるはずがない」──この一言に、彼の冷静な分析力と成熟した価値観が表れています。
この言葉は単なる皮肉ではなく、怪人という存在が「力はあっても志がない者たち」で構成されているという事実を突いた洞察です。
童帝はまだ子どもでありながら、ヒーローとしての自覚と責任感を強く持っており、戦闘中であっても状況を冷静に分析する力を失いません。
感情に流されず、敵の心理や戦力を的確に読み解く知性は、他のS級ヒーローとは異なる形での強さを示しています。
また、今回の戦いでは、「自分の役割を果たす」という明確な目標に徹し、人質救出を最優先に行動を選択していました。
童帝はヒーローとしてだけでなく、一人の戦略家としての成熟を見せており、今後の戦いでも重要なキーパーソンとなる存在でしょう。
人質ワガンマを救出！童帝の秘密兵器と戦術が炸裂
目的地に近づくにつれ、童帝の前には次々と怪人が出現。
毒も刃も効かないヘドロクラゲ、さらには自我を持つ機械型怪人・機神との戦いが待ち受けていました。
S級ヒーローにふさわしい戦術と発明が光る童帝の頭脳戦──人質救出劇のクライマックスが描かれます。
毒ガス・切断も効かないヘドロクラゲの撃破法
人質ワガンマの元へと急ぐ童帝の前に現れたのは、特殊な耐性を持つ怪人・ヘドロクラゲでした。
毒ガスも切断も一切効かないという厄介な相手に対し、童帝の武装がまったく通用しない場面が描かれます。
「ようやくツキが回ってきた」と調子に乗るヘドロクラゲに対し、童帝は次の一手を躊躇しませんでした。
彼が使用したのは、燃料油。
ヘドロクラゲの体が可燃性であることを即座に見抜き、火をつけて一気に焼き払ったのです。
この判断の速さこそが童帝の真骨頂であり、通常の物理攻撃に頼らない柔軟な思考と応用力が光った場面でした。
戦術が通用しない相手にどう対応するか──その答えを即座に導き出し、最適解を実行できる力。
それが童帝というヒーローの“頭脳型”戦闘スタイルの強さです。
ラジコン戦車＆合体ロボで機神に立ち向かう童帝
人質ワガンマを保護した直後、童帝の前に立ちはだかったのは機械型怪人・機神。
彼は人間との会話を拒み、S級ヒーローである童帝を即座に「排除対象」としてロックオンします。
戦闘開始と同時に、童帝は“虫かごくん”と呼ばれる対機械用トラップを展開。
高圧電流が流れるワイヤーの檻で敵機を封じ込め、強制信号で行動不能に陥らせる──まさに童帝の十八番とも言える頭脳戦です。
しかし、機神は単なるマシンではなく、自我と学習能力を備えた高性能AI怪人。
トラップを強引に突破し、童帝の反撃を受けながらも機能を保つという強敵でした。
そこで童帝が投入したのが、3体の獣型ロボットを合体させた「獣剣カマヒールマン」。
23号・24号・25号が融合したこの機体は、童帝の開発した兵器の中でも特に高火力・高機動を誇る切り札です。
ワガンマの目の前で繰り広げられる“ロボット対決”は、迫力と戦略性が融合した名シーン。
子どもヒーローである童帝が、「知識」と「創造力」で機械怪人に対抗する姿は、戦闘の新たな可能性を見せてくれました。
『ワンパンマン』第32話「忍の巻」の見どころと今後の展開予想まとめ
閃光のフラッシュと童帝、それぞれの戦場で見せたS級ヒーローの活躍。
孤高の剣士と、頭脳派の少年ヒーローが放つ圧倒的な実力と成長は、物語の核心へと近づく伏線でもあります。
今回の見どころを振り返りつつ、今後の展開のカギを握る要素を整理していきましょう。
フラッシュの実力と“孤高の強さ”が際立った回
第32話「忍の巻」は、閃光のフラッシュの強さと覚悟が鮮烈に描かれた回でした。
彼は怪人化した旧知の2人を相手に、一歩も退かず、冷静にその力と速さを見極め、完封します。
「怪人になった程度で俺を超えるなど不可能だ」──この台詞に象徴されるように、彼の強さは単なる身体能力ではなく、修練と経験に裏打ちされた“技”の完成度にありました。
また、最終局面で切り札の「閃光斬」を一気に解放する場面は圧巻。
二人を同時に仕留めるため、あえて戦いを引き伸ばすという慎重かつ戦略的な判断は、ただのスピードスターではないことを証明しました。
彼の「孤高」の姿勢こそ、真のヒーローとしての矜持を感じさせるものでした。
童帝の成長とヒーローとしての覚悟が光る展開
第32話では、童帝の活躍も非常に印象的でした。
単独で敵地へ突入し、冷静に人質の位置を特定し、戦闘と救出の両立を実現。
その姿には、年齢に見合わぬ決断力と責任感がにじみ出ていました。
フェニックス男のような知略系の怪人に対しても一歩も引かず、さらに物理的に倒しづらいヘドロクラゲや高性能な機神にも、状況ごとに最適な対処法を即座に判断。
その戦闘スタイルは、まさに“知性で戦うヒーロー”そのものでした。
また、童帝は戦いの中で「自分が全てを救えるわけではない」という現実も受け入れています。
だからこそ、仲間が自由に戦えるように、自分は人質救出という裏方を全うするという選択をしました。
それはヒーローとしての成熟を感じさせる行動であり、今後の展開でも重要な伏線となるはずです。
- フラッシュは怪人化した元同門2人を完全に打ち破る強さを見せた
- 童帝は知略と発明で複数の怪人を突破し、人質を無事救出
- それぞれの戦いに「信念」と「成長」が色濃く描かれた回だった
🌸 らけるまのひとこと感想
アニメ・漫画が大好きな考察女子🎀
今回はなんといっても、閃光のフラッシュの圧倒的な剣技が本当にかっこよすぎました…！！✨
怪人化して強さを手に入れたウインド＆フレイムとの再会は悲しさもあったけど、それでも信念を貫いたフラッシュの「孤高の強さ」に胸が熱くなりました🔥
それに、童帝くんもめちゃくちゃ頼もしかった！知略とアイテムの使い方が天才的で、戦いながら人質を救う姿に感動しっぱなしでした…！
アクションも心理戦も大充実の神回だったと思います💥 次回の展開ももう楽しみでしかない〜〜！！
みなさんはどのシーンが印象的でしたか？ぜひ感想や考察をコメントで教えてくださいね💌
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