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『ラザロ』第7話「ALMOST BLUE」感想|浮かび上がる水没島の謎と、らけるまが見た“存在”の問い

『ラザロ』第7話「ALMOST BLUE」感想のアイキャッチ画像。青く沈んだ世界に浮かぶ水没島を背景に、静かに問いかけるようなタイトルテキストが中央に配置されている。 あらすじ・各話まとめ
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前回のおさらい(第6話)
スキナーの過去を追い、新興宗教の教団へと潜入したラザロたち。
エレイナはAI「ナーガ」との再会を経て、心の拠り所となる“信頼”のかたちに気づいていく──。
第6話「HEAVEN IS A PLACE ON EARTH」感想はこちら

『ラザロ』第7話「ALMOST BLUE」では、いよいよスキナーの“次の目的地”が示され、
チームは4つの水没島に秘められた謎へと足を踏み入れます。

美しい青い空、自然の残る島々、そしてそこに隠された過去の記憶──
一方、拠点に残されたエレイナは、仲間の“正体”を知ってしまい、心が大きく揺れ始める。

この回では、“人間とは何か?”という問いが静かに、しかし深く語られました。
らけるま視点で、物語の転換点となるこの7話を掘り下げていきます!

この記事を読むとわかること

  • ラザロ第7話「ALMOST BLUE」のあらすじと展開の要点
  • スキナーの次なる計画と水没島の座標の意味
  • 自然の風景が象徴する“再生”と“希望”の演出
  • ハーシュの正体とAIと人間の境界線への問い
  • らけるま視点で読み解く“心”を信じることの大切さ

✅ あらすじ(要約)

破壊されたAI「ナーガ」に残された謎の数字列。
それは地球温暖化で水没した“4つの島”の座標を示していた。

スキナーはその全島を買収し、何かの建設を進めている。
ラザロのメンバーたちは島に向かい、“青い空と自然”という希望の風景を目にするが、
その裏には、人類の過去と未来を繋ぐ秘密が眠っていた。

一方で拠点に残されたエレイナは、仲間ハーシュの隠された記録から、
彼が“人間ではない存在”である可能性に気づいてしまう──。

AIと人間、信頼と存在、過去と再生が交差する、静かなる転換回。

✅ 第7話「ALMOST BLUE」基本情報

  • 話数: 第7話
  • タイトル: ALMOST BLUE
  • 放送日: 2025年5月18日(日)
  • 放送局: テレビ東京系列
  • 配信: U-NEXT/DMM TV/アニメ放題(24:15〜)
  • 脚本: 岡村天斎
  • 絵コンテ: イム・ガヒ、灰谷平八郎
  • 作画監督: 原修一、近藤圭一、中熊太一、王維慶、金到暎 ほか
  • 総作画監督: 林明美、平松禎史
  • 制作: MAPPA × SOLA ENTERTAINMENT

🌌 らけるまの視点①:青い空が語る“再生”の風景

荒廃した世界では見られなかった、澄んだ青空と透き通る自然
島に降り立ったラザロの面々が見たのは、人類がかつて捨て去った“可能性”そのものでした。

草原、鳥の声、風の匂い──
それは単なる風景描写ではなく、「生きていい未来」がまだ残っているという、優しい問いかけだったように思います。

🌌らけるまの視点②:無痛症の島と、スキナーの“選別思想”の原点

アクセルが向かった水没島──かつてそこには、先天性無痛症の住民が暮らしていました。

痛みを感じない、という身体。
それは一見「進化」のようにも思えるけれど、実際には命の危機にも気づけない“危うさ”をはらんだ特性でもあります。

そして驚いたのは、スキナー博士が15年前にこの島を訪れていたという事実。
彼はこの島の住民から遺伝子提供を受けていたそうで──

おそらく、ハプナと呼ばれる存在たちは、この無痛症遺伝子から“生まれた”可能性が高いのです。


無痛症。
それは、“痛みのない体”。
でも、同時に“危険にも気づけない体”。

「痛みを排除することは、恐怖を失うことと同じかもしれない」

そんなふうに、私は感じてしまいました。

スキナーが目指したのは、**痛みを知らず、恐怖も感じない、完全に制御された“人間像”**なのかもしれません。

でもそれって、本当に「人間」なのかな?
感情も、傷も、痛みもあるからこそ、私たちは人を想えるんじゃないかな──


あの青く沈んだ島に、静かに漂っていたのは、
かつて“痛みを知らずに生きていた人たち”の記憶。

スキナーの思想のルーツが、そこにあったのだとしたら──
彼の“選別”という言葉の重みが、またひとつ違って見えてきます。

🌌らけるまの視点③

エレイナは、偶然ハーシュの記録にアクセスしてしまいます。
彼女の過去、彼女のコード、そしてその中に刻まれていたひとつの“名前”。

──スキナー博士の研究所の名簿に、ハーシュの名があった

その事実を見た瞬間、エレイナの表情はほんの一瞬だけ、止まりました。

信じていた。
ともに戦ってきた仲間だった。
なのに、彼女は“あの人”に繋がっていた…?


でも、エレイナはすぐに怒ったり、叫んだりはしませんでした。
代わりに、彼女の中に生まれたのは“戸惑い”と、“静かな傷み”だったと思います。

「じゃあ、今までの時間は全部ウソだったの?」
…そうは思いたくない。


このシーン、私はとても胸が苦しかったです。
ハーシュのことを、エレイナはちゃんと見ていたから。

  • ミッション中の判断
  • 仲間への気遣い
  • 何も言わず、でも支えてくれていた背中

彼女の“中身”を見ていたからこそ、今さら過去を突きつけられても、
エレイナはただ「どう受け止めていいかわからない」のだと思います。


裏切りなのか。偶然なのか。それとも“何か”を背負った上での選択だったのか──

彼女がスキナーの研究所にいたことが、ハーシュ自身の意志だったのかどうか
それを、エレイナはまだ確かめようとしている。

だからこそ、この回はただの「事実発覚」ではなく、
信頼が試される心理の転換点だったと、私は感じました。


🌸らけるまの感想

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らけるま ✨
アニメ・漫画が大好きな考察女子🎀
毎週日曜はラザロで魂持ってかれてます…🌀

第7話、ほんとうに深かったです……。

エレイナが見たハーシュの記録。スキナー博士の名簿に彼女の名前があった瞬間、
わたしも思わず息をのんでしまいました。

信じていた仲間の過去に“あの名前”があるって、
それだけで、すべてが揺らいでしまう感覚……。

でもエレイナは、すぐに否定しなかった。怒らなかった。
その“間”に、彼女のやさしさと迷いがすごく出てたと思います。

これまでの言葉、空気、そっと寄り添ってくれていたハーシュの存在。
全部、きっと嘘じゃない──そう思いたいんですよね。

“信じたいけど、疑わざるを得ない”っていう状況、
わたしも何度も経験してきたから、胸がぎゅっとなりました…💧

次回、エレイナがハーシュとどう向き合うのか。
すごく怖いけど、でもちゃんと見届けたいです。

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まとめ|第7話の総評と次回への期待

第7話「ALMOST BLUE」は、“存在”とは何かをそっと問いかけてくる静かな神回でした。

スキナーの謎が一段深まる中で、青い空と自然の島が示したのは、人類に残された希望か、それとも選別の舞台か──。

そしてハーシュの正体に触れたエレイナのまなざしが、とても切なくて、美しかった。

アクションではなく、「心」と「関係性」が物語の中心に据えられた回だったと感じます。

次回は、いよいよスキナーの全貌が明かされる予感も…?

島の真の目的とは? そしてラザロのメンバーは再び心をひとつにできるのか──

“崩れかけた信頼”と“希望の断片”が交錯する第8話に、期待しかありません。

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この記事のまとめ

  • 第7話は“再生”と“存在”を描いた深い心理回でした
  • スキナーが買収した水没島に物語の鍵が隠されていました
  • 自然とテクノロジーの対比が強く印象づけられました
  • エレイナとハーシュの関係から“心の在り方”が問われました
  • シリーズの根幹テーマが動き始めた、重要な転換点でした

あなたのLAZARUS愛、ぜひ聞かせてください!💬

あなたの7話を観て、どうでしたか?「このセリフ響いた…」「この演出好きだった…」そんな瞬間があれば、
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