アニメ『ラザロ』第10話後半では、アクセルの過去に隠された衝撃の事実が描かれました。
極秘の新薬「ハプナ」の治験、アリゾナ州アイマン刑務所での人体実験、そして全員が死亡したとされる中、アクセルだけが生き延びた理由とは?
本記事では、その謎に迫りつつ、空港でのスキナー拘束事件との関連、軍の関与、証人保護の意味など、物語の核心を深掘りして考察します。
- ラザロ第10話後半に登場したアクセルの過去とその真相
- アリゾナ刑務所で行われた薬物治験と生存者の謎
- アクセルの「なぜ自分だけ生き残ったのか」という核心への考察
スキポール空港の映像が示す謎
デルタフォースと空港警察の連携ミス
『ラザロ』第10話後半の冒頭では、スキポール空港で起きた銃撃事件の監視カメラ映像がアベルによって提示されます。
映像に映っていたのは、陸軍情報部の指示で派遣されたデルタフォース、そして空港警察という二重の武装部隊。
現場では混乱が生じ、まさにその“ズレ”が悲劇の引き金となったのです。
スキナーに向けられた銃と謎の発砲
デルタフォースが標的としていたのは、謎の薬物「ハプナ」のプロトタイプを持ち出したスキナーでした。
一方、空港警察は通常の乗客への警戒で、別の方角から接近していたことが、銃口の向きで明らかになります。
どちらの部隊も事前に連携を取っていなかったという事実が、緊迫の状況をさらに危うくしていたのです。
スーツケースから立ち上る煙の正体
そしてついに、スキナーが持っていたスーツケースに銃弾が直撃。
その瞬間、煙が立ち昇る描写が映像に記録されており、これは薬物の拡散、あるいはプロトタイプの起動を示唆している可能性があります。
ここで映像は終了し、真相は深い霧に包まれたままです。
ハプナの流出と陸軍情報部の関与
アベルはこの出来事について、「事故というよりは、軍の失態によって引き起こされた薬物の拡散事件」と捉えており、スキナーがこの時点で陸軍情報部に拘束された可能性が高いと推測しています。
つまり、この銃撃事件は、一連の“薬物実験の流出”の始まりだったのです。
スキナーの変貌と空白の3カ月
拘束から3カ月後に戻ったスキナーの異常
スキポール空港での事件後、スキナーは陸軍情報部に拘束されたとされています。
そして3カ月後、彼は研究所に戻ってきますが、まるで別人のように変わり果てた姿だったとハーシュは証言します。
表情は乏しく、言葉数は少なく、周囲との接触を避けていたとされ、その様子は精神的なトラウマや洗脳すら疑わせるものでした。
閉ざされた心と変化した人格
彼の変貌は単なるストレスや疲労では説明がつきません。
心を閉ざし、誰とも関わろうとしない姿勢は、空白の3カ月間に何があったのかを暗に物語っています。
これは、ハプナの影響を自ら体験した、あるいはそのプロセスに深く関与した者に特有の兆候とも捉えられます。
ハプナの影響と精神操作の可能性
プロトタイプの「ハプナ」は、一瞬で人を殺す威力を持つ薬物とされていますが、それ以上に興味深いのが“精神状態への作用”です。
スキナーの異常行動は、精神を操作される実験が行われていた可能性を強く示唆しています。
もし彼がこの3カ月間、軍の施設で被験者として扱われていたとすれば、彼の人格変化も納得がいくのです。
つまり、この空白期間は「ハプナの効果と人体への応用」の検証期間だったのではないか。
そう考えると、スキナーが“口を閉ざすこと”そのものが、何かを「隠すため」だったとも取れます。
アリゾナ・アイマン刑務所での極秘治験
死刑囚を対象とした人体実験の実態
アベルの調査によって明らかになったのは、アリゾナ州にあるアイマン刑務所で行われていた非公開の薬物実験です。
この実験は、死刑囚および終身刑囚を対象に、薬物の効果を人体で検証するという極めて危険な内容でした。
法的にも倫理的にも問題視されるべき内容であるにもかかわらず、実施記録や公的な書類は一切残されていません。
アクセルが投与された“プロトタイプ”とは
アクセル自身は、その当時刑務所に収監されていたひとりであり、ハプナのプロトタイプを投与されたと後にハーシュによって知らされます。
しかし彼自身は「治験後すぐ脱走した」ため、他の被験者が死亡したことを知らなかったというのがこの場面の衝撃です。
彼の驚きは演技ではなく、真に“知らされていなかった生存者”としてのリアルな反応でした。
なぜ彼だけが生き残ったのか
最大の謎は、なぜアクセルだけが生き残ることができたのかです。
同じプロトタイプを投与された他の囚人は全員死亡した可能性が高い中で、アクセルだけが生存したという事実は、彼の肉体的特異性、もしくは精神面での耐性が影響しているのかもしれません。
もしくは、投与された薬の量やタイミング、あるいは監視者の判断による中断など、細かな条件が偶然に重なったとも考えられます。
抹消された囚人データと記録の闇
このアイマン刑務所で行われた実験に関する記録は、公式には「存在しない」ことになっています。
アベルの調査でも、参加囚人の記録、実験結果、医師の報告書などすべてが抹消されていたことが判明しています。
唯一手がかりとなるのは、当時の担当医師の存在。
しかしその医師とも現在は連絡が取れない状況であり、真相の解明にはこの証人の確保が不可欠となります。
証人“医者”とアクセルのつながり
唯一の生存者=アイマン刑務所の医師
アイマン刑務所での薬物治験に関して、唯一生き残っているとされる関係者が、当時の担当医師です。
アベルの調査でも、この医師だけが記録から抹消されず、何らかの事情で現在も生存している可能性が指摘されます。
この医師が語る証言こそが、薬物ハプナとアクセルの過去を結ぶ鍵となるのは間違いありません。
アクセルが覚えている“医者”の存在
ハーシュの呼びかけで通信を受けたアクセルは、医師の名前を聞かずとも「よく知ってるよ」と即答します。
このやり取りから、アクセルにとって医師は印象的な存在だったことがうかがえます。
単なる実験の管理者以上に、アクセルの記憶に残る“何か”があった可能性も考えられ、彼らの関係性が今後の物語で掘り下げられることが期待されます。
証人保護に向かうアクセルの決意
ハーシュからの「今すぐ証人の保護に向かって」という指示に対し、アクセルは即座に「了解」と応答します。
かつての記憶を持つ彼にとって、それは自分の過去を知る数少ない“鍵”であり、放置できない存在だったのでしょう。
さらに車中での会話で、アクセルは「何で俺だけ生きてんだ……」と自問します。
その疑問を晴らすために彼は動き出したのであり、これは単なる証人保護ではなく、彼自身の存在意義を確かめる旅の始まりとも言えるのです。
アクセルは選ばれた存在なのか?
「何で俺だけ…」というアクセルの疑問
証人の保護に向かう車中、アクセルはふとこぼします。
「なんで俺だけ生きてんだ……」。
それは単なる感傷ではなく、自身の過去と向き合う覚悟の言葉でもありました。
全員が命を落とした中で、自分だけが生き延びたという事実は、アクセルにとって背負いきれない“運命”のように感じられていたのかもしれません。
生存者としての意味と今後の役割
この時点でアクセルは、自らの生存が単なる偶然ではないことに薄々気づいています。
実験の唯一の成功例だったのか、それとも薬の副作用に適応できた特殊体質だったのか──
いずれにしても、彼は「何かのために生かされた存在」として、次なる行動を起こす必要に迫られているのです。
証人保護という任務もまた、過去の真実と対峙するための“導線”にすぎません。
物語の核心を握る人物としての覚醒
これまでアクセルは、どこか“傍観者”としての立場に見えました。
しかし第10話後半を経て、彼自身が物語の中心に位置づけられる存在であることが明確になります。
それは「選ばれた者」ではなく、“唯一生き延びた者”としての責任をどう果たすかというテーマでもあります。
今後、アクセルがどのようにこの過去と向き合い、ハプナの真実、そして軍や国家の陰謀と戦っていくのか。
彼の覚醒こそが『ラザロ』という作品の大きな転換点であることは間違いないでしょう。
🌸らけるまの感想

アニメ・漫画が大好きな考察女子🎀
毎週日曜はラザロで魂持ってかれてます…🌀
今回のラザロ第10話後半、ほんっっっっっとに震えました…🥺💥
スキナーの豹変も怖かったけど、それよりアクセルが過去にあんな薬物治験を受けてたなんて…信じられない😢
「なんで俺だけ生きてんだ…」っていう台詞、切なすぎて胸がギュッとなっちゃいました💔
アクセルの過去がこれからもっと明かされていくと思うと、ドキドキと不安が止まらないです😖✨
証人の先生との再会も気になるし、アクセルがどう変わっていくのか…次回が待ちきれませんっっ!!🔥
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- スキナーはハプナ流出の震源だった
- アイマン刑務所で行われた極秘治験
- アクセルだけが生き残った理由を考察
- 唯一の証人である医師の保護が鍵
- アクセルの過去が物語の核心に迫る
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