アニメ『ダンダダン』第15話「ゆるさねえぜ」では、モモ・オカルン・ジジの三人が絶体絶命のピンチに立ち向かう姿が描かれ、シリーズ屈指の熱い展開となりました。
前回のラストで登場した邪視により、ジジは完全に体を乗っ取られ、モモとオカルンは命がけの戦いを繰り広げます。
この記事では、「ダンダダン15話 ゆるさねえぜ」のストーリーを丁寧に振り返りながら、モンゴリアンデスワームの弱点や、オカルンの「やっちゃいけねぇこと3つ」発言の意味など、気になるポイントを徹底解説します。
第14話「邪視」のおさらい
鬼頭家が200年にわたり、大蛇様＝モンゴリアンデスワームに供物を捧げていたという衝撃の事実が明らかになった14話。
その供物の祭壇の上には、なんとジジの家が建てられていたのです。
念波に操られ自殺を試みるモモとオカルンを救うため、ジジは二人を担いで逃げ出すも、巨大なモンゴリアンデスワームが目前に迫る──。
絶体絶命のその瞬間、謎の存在・邪視が姿を現すところで幕を閉じました。
第15話「ゆるさねえぜ」のあらすじ
15話「ゆるさねえぜ」では、邪視に体を乗っ取られたジジが敵となって立ちはだかります。
オカルンは変身して戦うも、毒と電撃のミミズ攻撃により、地中からの脱出が急務に。
ジジを見捨てることができないオカルンは、モモだけを地上に逃がすことを決断します。
地上に出たモモは、モンゴリアンデスワームの弱点＝太陽光を浴びせるため、ある大胆な作戦を実行に移すのです。
- モンゴリアンデスワームの弱点と太陽光作戦
- オカルンが語る「やっちゃいけねぇこと」3つとは
- 笑えて熱い！ターボババアとの共闘劇の全貌
モンゴリアンデスワームの弱点は太陽光！モモの機転で脱出作戦開始
ジジを助けるため、モモとオカルンはモンゴリアンデスワームの巣窟からの脱出を試みます。
圧倒的な力を持つミミズ型UMAの前に、逃げ場を失った二人は、ある“弱点”を突いた脱出作戦を決行します。
モンゴリアンデスワーム最大の弱点は「太陽光」だったのです。
モモを先に逃すオカルンの決断
出口の高さに絶望するモモに対し、オカルンは自らの「変身パワー」を使って、モモを地上に飛ばす作戦を提案します。
「綾瀬さんだけなら、どうにかなる」と、モモをソファーごと蹴り上げるロケット方式で地上に送り出すという奇策に。
迷いながらもモモは決断し、超能力でソファーを押し跳ね、オカルンの蹴りと連動してなんとか地上脱出に成功します。
地上からロープを使って再び二人を引き上げるという約束を胸に、モモはすぐさま行動を開始するのです。
太陽光を浴びせるために火事を起こすモモの作戦
地上に出たモモは、家の中を見渡してカーテンを結んだ即席ロープを作るも、長さが足りず届かず失敗。
そこから彼女は大胆な発想へと舵を切ります。
消防車を呼んで大量の水を地面にかけ、地中に刺激を与えるという計画です。
モモは近くにあった雑誌を燃やし、ガスコンロでわざと家を火事にするという行動に出ます。
「モンゴリアンデスワームは太陽に弱い」という知識を元に、日光を浴びせるには自力で出てこさせるしかないと判断したのです。
結果、到着した消防隊が地面に水をかけたことで、地中の圧力が変化し、ミミズ型UMAが暴れながら地上に飛び出してきます。
モモの作戦は見事に的中し、敵を太陽の下に引きずり出すことに成功しました。
機転・行動力・大胆さが光る、まさにモモの成長を感じる名シーンと言えるでしょう。
邪視の暴走とジジの救出作戦！オカルンの怒り爆発
地上へモモを送り出したオカルンは、地中に残されたジジを救うため、邪視と直接対決を開始します。
邪視に体を乗っ取られたジジを救い出すには、オカルンがその肉体に巣食う邪悪な存在を打ち倒すしかありません。
しかしその戦いは、身体的にも精神的にも限界を超える激闘へと突入します。
やっちゃいけねえこと3つとは？
オカルンは邪視に囚われ、呪いの家という異空間に閉じ込められてしまいます。
そこでは、ジジの姿をした邪視が姿を変え、精神攻撃を加えてきます。
オカルンは怒りを爆発させ、「テメェはやっちゃいけねえことを3つやった」と断罪します。
- モモちゃんを傷つけたこと
- ジジという友達を汚したこと
- そして、オカルン自身を怒らせたこと
この3つの怒りを胸に、オカルンは力を解放し、20連打のカウントを叫びながら呪いの家を破壊します。
最終的に邪視を追い出し、ジジの体を取り戻すことに成功しました。
「本気モード」2回で限界を迎えるオカルンの戦い
しかし代償は大きく、オカルンは「本気」を2回使ったため、変身能力が限界に達してしまいます。
変身が解除された彼は、疲労困憊の中で倒れ込みながらも、地上へ戻るべく努力を続けます。
「綾瀬さんが待っているかもしれない」という思いだけを支えに、オカルンは倒れたジジを引きずりながら上を目指します。
変身できない状況下でも仲間を見捨てない姿勢は、彼の人間的な強さを象徴する名シーンです。
オカルンの激しい怒りと覚悟がぶつかり合うこの戦闘パートは、15話のクライマックスとも言えるでしょう。
友情・正義・怒りが入り混じる展開に、視聴者の心も大きく揺さぶられます。
ターボババアとの再会！地中での共闘劇が笑えて熱い
モモが地上で奮闘する一方、地中に残されたオカルンは、思わぬ人物と再会します。
それは、かつて敵として戦ったものの、今や心強い仲間とも言える存在——ターボババアでした。
一触即発かと思いきや、意外なほど息の合った共闘劇が始まります。
毒液に苦しむターボババアとオカルンのドタバタ救出劇
ミミズの吐いた毒液によって、ターボババアは粘膜の中で身動きが取れない状態に陥っていました。
助けに現れたオカルンに対し、彼女は相変わらずの毒舌全開。
「クソだらぁ！」「どんくせぇメガネだな！」と怒鳴り散らす様子は、緊迫した場面にもかかわらず、どこか笑いを誘います。
オカルンは木板を使って粘膜の上を慎重に歩き、ターボババアを背負って救出しようとしますが、結局バランスを崩して二人とも転落。
救出劇はまさかの失敗に終わるも、二人の必死さとコミカルなやり取りが物語に良いアクセントを加えています。
変身できないオカルンとツンデレなババアの掛け合い
変身能力を使い切っていたオカルンは、「助けに来たのに使えない奴」としてターボババアに罵倒されます。
しかし、その後のババアの叫びには、本気で仲間を心配する感情がにじみ出ています。
「モモ～！」「綾瀬さ～ん！」と二人揃って叫ぶ姿は、ギャグと緊迫の絶妙なバランスを保っており、まさに『ダンダダン』らしさが詰まった名シーンです。
危機の中でも仲間を見捨てない、ぶつかり合いながら助け合う、そんな人間ドラマがユーモラスに描かれていました。
このシーンは視聴者に緊張と笑いを同時に提供する名場面と言えるでしょう。
ミミズの「自殺」行動で地上へ！子供時代のジジの知識がカギに
モモの作戦によって地上に現れたモンゴリアンデスワームは、太陽の光を浴びたことで弱体化し始めます。
この行動は偶然ではなく、ジジの幼少期の記憶がモモの判断に大きく影響していました。
ミミズの生態を応用した知恵が、絶体絶命の局面を打破するヒントとなったのです。
ミミズは皮膚呼吸で太陽に弱い？科学的設定も話題に
オカルンによると、モンゴリアンデスワームをはじめとする地底獣UMAや地底人は、体内で細菌と共生しているため、強い紫外線に弱い構造をしています。
このため、太陽光にさらされると細菌とのバランスが崩れ、活動不能になるとされているのです。
まさに「知識は力」——モモはこの特性を利用し、敵を地上に誘導するという奇策を成功させました。
この設定は、UMAをリアルに感じさせる科学的な裏付けとしても高く評価されています。
回想シーンで語られる「ミミズの自殺」とは
物語の終盤では、モモとジジの子供時代の回想シーンが差し込まれます。
そこではジジが「ミミズが地上に出てくる理由」を説明し、「それでミミズの自殺って言うんだ」と語るシーンが印象的でした。
ミミズは皮膚呼吸で生きており、土の中に水が溜まると呼吸困難になり、仕方なく地上へ出てくる。
しかし、夏場はそのまま干からびてしまう。
それが「ミミズの自殺」と呼ばれる現象なのです。
この会話がモモの記憶に残っていたからこそ、今回の「火事＋水＋太陽光」の作戦が生まれたわけです。
仲間との何気ない過去の会話が、今を救う知恵になるという演出に、思わず胸が熱くなります。
モンゴリアンデスワームとの決着と鬼頭家の因縁が明らかに
地上に引きずり出されたモンゴリアンデスワームは、太陽の紫外線によりついに弱り始めます。
モモは全力で立ち向かい、超能力を駆使して敵を撃破しようと奮闘します。
だがその直後、予想外の存在がその体内から吐き出されます。
ミミズが吐き出した毒液の中から鬼頭家登場
激闘の末、ミミズの口から大量の毒液が吐き出され、その中から生きた人間たちが現れます。
なんと、そこにはナキや呪一をはじめとする鬼頭家の面々が含まれていたのです。
「ガッテム！」とナキが叫び、再びモモに絡もうとするも、モモは冷静に切り返します。
「あんたらに構ってる暇ねぇから」と一蹴し、オカルンたちの救出を優先する姿勢を貫くのです。
この一連のシーンでは、鬼頭家とモンゴリアンデスワームの結びつき、そして供物として捧げられ続けた歴史の重みが垣間見えます。
地震、火山噴火…怒涛の展開と次回への布石
モモの言葉に反応するかのように、地面が大きく揺れ、地割れとともに火山の噴火が始まります。
「やっちまったなぁ！全部テメェのせいだ！」とナキが言い放つ中、モモは必死に地上を駆け回ります。
まさに怒涛の展開で幕を閉じた15話。
鬼頭家の因縁、ミミズとの決着、そして地上の崩壊という三重のクライマックスは、視聴者に強烈なインパクトを残しました。
次回予告では、「やば過ぎじゃんよ」とタイトルが明かされ、さらにスケールアップした展開が期待されます。
🌸らけるまの感想
アニメ・漫画が大好きな考察女子🎀
今回の15話、本っっっ当にアツかったです！！🔥
オカルンの「やっちゃいけねぇこと3つ」発言、もう涙腺ぶっ壊れた…😭✨
あと、モモの火事作戦、あんなに機転きくなんてカッコ良すぎるでしょ！？🧠💥
ターボババアとの再会シーンは、まさかの爆笑ポイント🤣
地上と地中のギャップ、バトルとギャグのバランス、ほんと神回すぎた〜！！🌈
次回も楽しみすぎて、もう待てないよぉ〜〜〜🥺💓
ダンダダン15話「ゆるさねえぜ」の全体まとめと見どころ
アニメ『ダンダダン』第15話「ゆるさねえぜ」は、シリーズ屈指のテンションと熱量で展開されました。
邪視との激闘、ジジの救出、そしてモンゴリアンデスワームとの決着まで、一瞬たりとも目が離せない構成です。
各キャラの個性が爆発し、笑いと緊張が交錯する展開はまさに『ダンダダン』の真骨頂。
とくに印象的だったのは、オカルンの「やっちゃいけねえこと三つ」発言と、それに続く20カウントの連打シーン。
ここは彼の内面と信念がぶつかり合う、本作屈指の名セリフといえるでしょう。
一方、モモの火事作戦やターボババアとの再会といったギャグ要素もしっかり盛り込まれ、緩急の効いた演出が光ります。
また、ジジの記憶から導き出された「ミミズの自殺」知識が活かされるなど、知識とドラマがリンクする構成にも注目です。
ただのバトルアニメにとどまらない知的満足感も味わえるエピソードでした。
ラストでは地震と火山噴火という未曾有の展開が訪れ、次回への期待を最高潮に高めてくれました。
「やば過ぎじゃんよ」という第16話タイトルも相まって、ますます目が離せません。
次回は、地上に戻ったモモと、再び立ち上がるオカルン、そしてジジの運命に注目が集まります。
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- やっちゃいけねぇこと3つの告白
- 変身限界の中での怒涛のバトル
- ターボババアとの爆笑共闘
- 「ミミズの自殺」知識が活きる展開
- モモの超能力＆行動力の覚醒
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