ダンダダン第21話では、壮絶なバトルの直後にもかかわらず、物語は一転して学園ギャグ編へ突入！
ジジに憑依していた“邪視”が、なぜか学校で「ブッ殺す」ギャグを連発！？
周囲を巻き込む暴走ぶりに笑いつつも、潜む不安も垣間見える展開に。この記事では、学園での邪視の様子とギャグの裏にある意味を深掘りして考察していきます。
- ジジが再び邪視に変身したきっかけとその影響
- 邪視のギャグ行動に隠された心理描写
- 「殺意ノート」や赤子説から見える邪視の純粋さ
- ギャグ展開の中にある今後への伏線
学校でのジジが様子おかしい！？
壮絶な戦いが終わったはずのジジですが、日常に戻った学園で早くも波乱が…。
一見すると元通りに見えるジジの様子は、どこか奇妙で危うい雰囲気を漂わせています。
まさかの再変身＆「ブッ殺す」ギャグの連発という予想外の展開に、読者の笑いと不安が交錯します。
このエピソードで描かれたのは、“邪視”が完全に消えたわけではなく、ジジの中に“共存”するような形で潜んでいるという事実。
それが明らかになったのは、学校でポンピーを飲んだ瞬間。
再び変身してしまうジジの姿には、力を制御しきれていない危うさと、邪視の存在の根深さを感じさせます。
クラスメイトの前で堂々と暴走する姿に、コメディとホラーが入り混じる異様な空気が生まれます。
でもその裏に、「まだ邪視の影響下にあるジジ」という事実があることを忘れてはいけません。
ポンピーが引き金？再び邪視に変身するジジ
ジジが再び邪視に変身するきっかけとなったのが、女子生徒から差し出された「ポンピー」でした。
たい焼き味の新商品を飲んだ直後、ジジは突如として邪視の姿へと変貌。
その様子は、まるで何かのスイッチが入ったかのような即時反応で、無意識に変身してしまっていることが伺えます。
この描写は、「ポンピーに含まれる何か」が引き金となっている可能性を示唆しており、単なるギャグにとどまらない意味があるのではと考えさせられます。
もしくは、ジジの中に潜む邪視が、感情の高まりや興奮といった心理的要因で反応してしまったとも解釈できます。
ジジは「約束は守ってる」と発言しており、邪視が自ら暴走しているわけではないというのが興味深いポイント。
つまりこの変身は、無意識かつ事故のように発生している状態であり、今後も同様の事態が繰り返されるリスクを含んでいます。
ギャグ連発も不気味…「ブッ殺す」発言の真意とは
邪視に変身したジジが学校で繰り返すのは、「ブッ殺すぞ」という物騒なセリフ。
一見ギャグとして描かれており、周囲も呆れながらスルーしているものの、その言葉の意味は決して軽くありません。
“邪視の本性”がまだ完全には抑えられていないことを、コメディタッチで表現しているとも取れるのです。
特に授業中の「殺したい人間の名前リスト」には、笑える一方でどこか冷や汗をかくような不穏さも漂います。
そのギャップが、邪視というキャラクターの危険性と幼さを同時に浮き彫りにしているのです。
オカルンが語っていたように、邪視はまだ“赤子のような存在”。
だからこそ、「ブッ殺す」という言葉すらも、本当の殺意ではなく“感情の表現方法”の一つにすぎないのかもしれません。
とはいえ、学校という舞台でその言葉を発することの重みを考えると、この描写は「ギャグだけど笑えない」不気味さを持っています。
クラスメイトの反応とモモの対応
邪視モードとなったジジが学校で大暴走する中、周囲のクラスメイトたちの反応は意外にも“普通”。
「円城寺くん、キャラ変わった？」「何かあったの？」と軽く流す様子に、この世界の日常の異常さがよく現れています。
そして、そんな日常に振り回されながらも、場を回す役割を果たしているのがモモです。
ジジ（邪視）の言動にツッコミを入れ続けるモモの姿は、もはや“ボケとツッコミの関係”そのもの。
しかしその裏には、「ジジを普通の生活に戻してあげたい」という想いも見え隠れしています。
怒鳴りながらも世話を焼き続けるモモの行動には、仲間としての優しさと責任感がにじんでいるのです。
女子生徒たちはジジの変化に興味津々ですが、深く踏み込むことなく自然体で接しているのもまた印象的。
この“ゆるさ”が、ダンダダンという作品が持つ独特の魅力のひとつなのかもしれません。
モテキャラ化するジジ？女子たちの反応
戦いを終えたジジは学校に復帰し、女子たちから妙にモテるようになっています。
「久しぶりだね～」「これ、新しいポンピーだよ！飲んでみる？」と、まるで人気者のような扱いを受けるジジ。
変身していた邪視がイケメン化していた影響なのか、女子の注目を集めるポジションになっているのが面白いところです。
以前のジジはどちらかというと“地味なポジション”にいたはずですが、ここでの変化はキャラの成長とも言えるかもしれません。
ただし、その背後に“邪視の力”が存在していることを忘れてはいけません。
女子に囲まれて調子に乗るジジ（邪視）と、それを冷めた目で見るモモの構図は、この回のギャグパートに欠かせない要素となっています。
しかしこの“モテる状況”すらも、邪視という存在がどこか馴染み始めていることを暗示しているのかもしれません。
モモのツッコミが止まらない！ギャグとシリアスの絶妙バランス
ジジ（邪視）が次々と問題行動を起こす中で、モモのツッコミが大活躍します。
「流行ってねぇ！」「ちょっとジジ〜！」と、的確かつ容赦のない突っ込みを連発し、場の空気をうまく調整しているモモ。
そのテンポの良さが、本来シリアスになりかねない展開を“笑える空気”に変えているのです。
特に、授業中の「殺意ノート」やサッカー部での暴走など、状況だけを見ればかなり危険。
しかしモモの存在があることで、全体の空気がコメディに引き戻されるのが印象的です。
この絶妙なバランス感覚は、ダンダダンの魅力の中核でもある“シリアスとギャグの共存”を象徴しているといえるでしょう。
モモがいるからこそ、邪視の危うさもどこか“憎めない”存在として描かれているのです。
サッカー部にまで影響？日常に入り込む邪視
学校という舞台での騒動は、ついにサッカー部にまで飛び火します。
ジジ（邪視）がボールを追って飛び出し、無自覚ながら強烈なシュートを放つ姿に、「力を制御しつつあるのでは？」という疑問が浮かびます。
日常の中にスムーズに“邪視”が入り込んでくる様子には、コメディと同時に一種の不気味さも感じさせられます。
部員たちから「ジジじゃん！ついにサッカー部に？」と歓迎されるシーンは、ジジ自身が以前よりも“受け入れられている”ことを示しています。
ただし、それが“ジジ本人”なのか“邪視のジジ”なのかは曖昧であり、ジジというキャラの揺らぎも見て取れます。
無邪気な暴走と、周囲の温かさによって成立する日常シーン。
その裏には、「このままでは済まない予感」も確かに存在しています。
力を制御できるようになったのか？変化の兆し
サッカー部のシーンでジジ（邪視）が見せた行動には、“力のコントロール”を思わせる描写が含まれていました。
ボールを蹴ったタイミングや動きが、以前のように無差別な破壊ではなく、ある程度状況を把握した上での行動になっているのです。
結果的に周囲を吹き飛ばしてしまいますが、その後のリアクションを見る限り、“悪意”は見られません。
これは、修行の成果によってジジの精神が成長し、邪視とある程度の共存関係が築けつつあることの表れではないでしょうか。
オカルンが語っていた「邪視とつながっている感覚」が、ここでも活かされているように感じられます。
とはいえ、意図せぬ変身や暴走がまだ完全には抑えられていないため、“安定した共存”には程遠い状態です。
それでも、今回の描写からは希望の光が差していることは間違いありません。
邪視が日常生活に馴染もうとしている可能性も？
今回のエピソードを通じて注目すべきは、邪視が“日常”に自然と溶け込んでいるという点です。
モモやクラスメイトたちと会話し、サッカーに興味を持ち、さらには教室でノートを取り出すなど、これまでとは違う一面が多く描かれました。
それらの行動はどれも「人間らしさ」を帯びており、まるで社会性を身につけようとしているようにも見えます。
もちろん、殺意むき出しの言動や暴力的な動きも健在ですが、それが“本気”ではなく“遊び”として表現されているのがポイント。
オカルンが語った「邪視は赤子のような存在」という説を踏まえると、邪視の行動は“学びの過程”とも解釈可能です。
その意味で今回の騒動は、邪視が本当の意味で「人間社会に関わろうとしている第一歩」とも言えるかもしれません。
今後も、彼がどこまで“人間らしさ”を身につけていくのかに注目したいですね。
「落書きノート」の意味と邪視の心理
授業中、突如として鉛筆とノートを取り出し、「ブッ殺したいヤツじゃ」と堂々と書き始める邪視。
それを小声で止めようとするモモとのやり取りが実にシュール。
常識ではあり得ない行動が、教室という日常空間に持ち込まれることで、独特な緊迫感と笑いが同居します。
さらに教師のツッコミも冴えており、「オイ 円城寺！授業中に誰をブッ殺したいんだ？」という発言には、読者も二度見せざるを得ません。
そのうえで邪視が「人間全員じゃ！」と答えるという暴走ぶりは、ギリギリのブラックジョークとして成立しています。
次の小見出しでは、「殺意は本気か？それとも遊びか？」という視点から深掘りしていきます。
殺意は本気？それとも冗談？
「ブッ殺すぞ！」という口癖や、“殺したいリスト”のような落書きを見ると、やはり不安になるのが自然です。
しかし、作中の描写からはそれらが“本気の殺意”というよりも“感情の表現”に近い印象を受けます。
特にモモの「それギャグだから！」というツッコミが、全体の空気を笑いに変えているのがポイント。
邪視の発言には、“怖がらせたい”や“注目を集めたい”という、子供っぽい承認欲求が見え隠れしています。
また、実際に暴力をふるったり命を奪う行動には至っておらず、むしろ人と関わろうとする動きが増えているのが現状です。
これらを総合すると、落書きや物騒な言葉は「邪視なりの自己表現」であり、本気で人を傷つけようとしているわけではないと読み取れます。
その曖昧さこそが、邪視というキャラの不思議な魅力でもあるのです。
邪視＝赤子説を裏付ける“純粋さ”の描写
ターボババアが以前語ったように、邪視は「生まれたばかりの赤子」であるという説があります。
今回のエピソードでは、その仮説を裏付けるような描写がいくつも登場しました。
たとえば、「もっと遊びたい」「毎日毎秒戦いたい」といった発言は、好奇心や欲求をストレートに表現する幼児のようです。
また、落書きノートやクラスでの行動からは、“人との関わりを覚えようとしている”姿も見えてきます。
これはまさに、感情や社会性を学んでいる途中の存在――つまり未成熟な生命体としての純粋さを示していると言えるでしょう。
その一方で、「殺意」や「暴走」というキーワードも付きまとい、危うさと無邪気さが同居しているのが邪視の特徴。
オカルンが「遊び感覚でムキになる」と見抜いたように、彼は“純粋すぎるがゆえに危険”な存在でもあるのです。
🌸らけるまの感想
アニメ・漫画が大好きな考察女子🎀
いや〜今回のダンダダン、ギャグと伏線のバランスが神回でしたね！🤣
ジジの暴走…というか“邪視くん”の「ブッ殺す」ギャグが完全にクセになりました(笑)
でもただの笑いじゃなくて、キャラの心理や成長が描かれてるのが最高！
次回「モテる秘訣はなんだ？」も楽しみすぎる〜💖
まとめ：ギャグの中に光る伏線を見逃すな！
ダンダダン第21話の後半は、シリアスなバトル展開から一転、学園コメディのような賑やかさで幕を開けました。
ジジの変身や暴走、邪視のギャグ連発など、笑えるシーンの中にも、キャラクターの変化や心情の機微が散りばめられていたのが印象的です。
特に邪視に関しては、「赤子のような存在」という視点から見ると、その行動すべてが成長への布石にも見えてきます。
次回「モテる秘訣はなんだ」への繋がりにも注目
そして気になるのは、次回タイトル「モテる秘訣はなんだ」という突然のテーマ転換です。
ジジの“モテキャラ化”をはじめ、クラス内での立ち位置が少しずつ変化している描写もあり、学園生活が本格的に描かれていく兆しを感じさせます。
邪視の存在が日常に浸透し始めた今、物語は再び“普通の高校生”としてのリアルな青春にスポットが当たるのかもしれません。
ギャグの中に隠された細やかな心理描写や伏線を見逃さず、次回以降の展開にもぜひ注目していきましょう！
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- ジジの中の邪視が暴走しながらも、どこか無邪気な一面を見せた
- 学園生活の中で邪視が社会性を学び始めている可能性がある
- ギャグと伏線が巧みに混ざった構成で今後の展開にも注目
- 「モテる秘訣はなんだ」への繋がりを感じさせる回だった
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