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『ラザロ』第5話「PRETTY VACANT」感想|偽ワクチンとCEOの孤独、らけるまが読み解く策略と選択

デジタル空間のような青いグリッド世界に立つ人物の背中。『ラザロ』第5話をイメージしたサイバーで静謐なビジュアル。 あらすじ・各話まとめ
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前回のおさらい(第4話)
豪奢なクラブを舞台に、ラザロチームが潜入任務を展開。
サムとヴィジョナリーというクセの強い情報屋たちと対峙し、表と裏が交錯する“仮面の世界”で情報戦が始まった。
第4話「DON’T STOP THE DANCE」感想はこちら

『ラザロ』第5話「PRETTY VACANT」は、
“見せかけ”と”中身”、”欲望”と”信念”が交錯する策略回。

偽ワクチン発表会──という嘘の舞台を通じて、
スキナーを誘い出すための“ギャンブル”が仕掛けられます。

今回は登場人物の「顔」と「裏の動き」に注目して観ていました。

この記事を読むとわかること

  • アニメ『ラザロ』第4話のあらすじと主要キャラの動き
  • 情報と欲望が渦巻くクラブ潜入任務の緊張感
  • サムとヴィジョナリー、それぞれの“仮面”に隠された正体
  • らけるま視点で読み解く、嘘の中にある真実の描写

策士・アーメッドの“孤独”が見せた覚悟

デルタ製薬のCEOアーメッドが主導する今回の作戦。
彼は“自らの罪”を背負いながらも、
人類と会社の未来のため、危険な賭けに出ます。

彼の静かな“後悔”と“決意”のバランスが絶妙で、
観ていて「この人もまた犠牲者なんだな…」と感じずにはいられませんでした。


📘第5話 基本情報

  • 話数:第5話
  • タイトル:PRETTY VACANT
  • 放送日:2025年5月4日(日)
  • 放送局:テレビ東京系列(23:45〜)
  • 配信:U-NEXT、DMM TV、アニメ放題(24:15〜)
  • 脚本:近藤 司
  • 絵コンテ:寺岡 巌
  • アクションコンテ:河野悦子
  • 演出:三宅和男
  • 総作画監督:平松禎史、kojikoji
  • 作画監督:中熊太一、近藤圭一、王 維慶、高鉾 誠、光の園・アニメーション、龍 光、明 光
  • アクション監督:古俣太一、岩瀧 智

らけるまの視点①:エレイナ vs “ポップコーン・ウィザード”

今回の見どころの1つは、ハッカー対決。

静かだけど命がけの戦い──
その描写が、まるで剣のように鋭く、でもどこか美しかった。

エレイナが「恐怖」ではなく「責任感」で動いていたのが強く伝わってきて、
成長と覚悟が見える最高のシーンでした。


らけるまの視点②:“仮面の正義”は誰のもの?

偽ワクチン発表会を“演じる”アーメッド。
“欺く側”でありながらも、そこに「正義」があったように思えます。

視聴者側にも「どこまでが嘘で、どこまでが本音なのか?」を突きつけてくる回でした。

これは情報社会の縮図なのかも──と思わされる1話。

🧬第5話「PRETTY VACANT」で登場したキャラクターたち

■ アーメッド・ラフマン(CV:小野大輔)

デルタ製薬のCEO。ハプナの危険性を知りながらも立場上黙認してきた人物。
表向きは冷静沈着だが、内心では強い責任感と葛藤を抱えており、今回の“偽ワクチン発表会”では自ら囮役を買って出る。
企業と人類、両方を守ることができるかという究極の選択を背負った、静かな英雄的存在。

■ リン(CV:ニーコ)

自称「ポップコーン・ウィザード」。エレイナとサイバースペース上で対決する天才ハッカー。
派手な風貌と奇抜な言動が特徴的だが、そのスキルは本物で、エレイナを本気で試そうとする態度には不思議な誠実さもあった。
デジタルの世界で生きる異端児として、物語にスピード感とユニークさを加えてくれた。

この回では、現実と仮想、真実と嘘の境界線が曖昧になる中、
登場人物たちがそれぞれの“信じる正義”をもとに動き始めているのが強く印象に残ります。

まとめ:虚無に踊らされた先に、光はあるのか?

『ラザロ』第5話は、“見せかけの答え”を武器に戦う戦略回。
その裏で浮かび上がったのは、登場人物たちの「内なる選択」でした。

特にエレイナとアーメッドの“覚悟”は、それぞれの立場を越えて胸を打ちました。

次回、ついにスキナー本人の思想がチラつき始める?
「正義と未来」の定義が再び揺れそうです。

★評価:4.4/5.0

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この記事のまとめ

  • 第5話は偽ワクチン発表を巡る“作戦回”として展開されました
  • デルタ製薬CEOアーメッドの覚悟と苦悩が描かれました
  • エレイナのハッカー対決が大きな見どころとなりました
  • らけるま視点で、“正義の仮面”に込められた意図を深掘りしました
  • 人類と真実の間にある“選択”が問われ始めたターニングポイントです
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